Profile

宮吉英彰

1972年 福岡県北九州市出身

 

音楽を生業とする一家に生まれ、小学1年生でピアノ、小学2年生でドラムを習い始める。小学校高学年時にはドラムの先生の影響で、既に今の音楽性に深く関わるフュージョン系の音楽に強い興味を持つ。

高校時代には吹奏楽部で打楽器を担当。クラシック音楽にも触れる機会を得る。

大学時代になるとさらに音楽仲間の影響でロック・ジャズ等様々なジャンルの音楽に触れ、多様な音楽性を養う一方、鍵盤楽器においても独特の伴奏スタイルを模索・構築していく。

さらには作曲にも取り組み始め、中には地元のCM音楽への応募から採用候補として残った楽曲も数曲あった。

 

大学卒業後はドラム講師を務めながら少しずつ地元でドラムでの演奏活動を始めていたが、30歳になる頃に地元のライブ・バーでジャズ・ポップス系ボーカリストのピアノ伴奏を始めたことが本格的なプロ・ミュージシャンとしてのスタートとなり、以降、ドラム・ピアノ共に地元で名高いミュージシャンへのサポート活動を重ねて評価を得、やがては東京や海外のミュージシャンとの共演の機会も増えている。

ピアノにおいてはジャズ・ポップス・ゴスペルを中心に地元有名シンガーやゴスペル団体のサポートを数多くこなしており、特にバンドを伴わないピアノのみによるサポート伴奏を多くこなしていて、そのリズムの確かさと力強いグルーヴ感、ジャズやゴスペルにおける複雑で美しいハーモニー感覚において評価が高い。

ドラムにおいては地元のみならず全国区、あるいは海外でも活躍するミュージシャンとの共演も多く、その音楽ジャンルもジャズ・フュージョン・ロック・ポップス・オールディーズ等幅広く、あらゆるジャンルにおいてその楽曲表現性とフレーズ感、他楽器とのコミュニケーション力や即座の対応力を高く評価されている。

 

2004年、自己のメインバンドとなる3人組フュージョンバンド『Delicious Four』を結成(結成当時は4人バンド)。活動は現在も継続している。

 

2006年、ゴスペルクワイア「Angelic Shout!」のサポートバンドのドラムを担当。ゴスペル音楽のサポートの原点となり、以降、現在に至るまで様々なクワイアのサポートを担当することとなる。

 

2007年、 Delicious Fourのメンバーと交流のあった『ゴダイゴ』のギタリスト浅野孝已氏とDelicious Fourのコラボレーションバンド『TAGC FUKUOKA』を結成。以降度々ライブを行なう。

 

2009年、ゴスペル集団「オールフルーツ」のサポートピアノを担当。以降、ピアノ&打楽器というミニマム編成でのゴスペルサポートも継続的に行なうようになる。

 

2012年、『カシオペア』初代ベーシストである櫻井哲夫氏のライブにて、前座出演したDelicious Fourと櫻井氏が初共演。以来数度の共演の機会を得て交流を深める。

 

2012年、カリビアン・フルート奏者として世界的な活動を続ける赤木りえ氏と吹奏楽のステージで共演。ドラムのみならず、赤木氏のご指名によりピアノとのデュオでの共演も果たす。

 

2015年、北九州市の黒崎ひびしんホールにおいて、クラシックとジャズを融合させたジョン・ルイス作曲の管弦楽曲『ヨーロッパの窓』(指揮:徳久正紀)の世界初演のソリスト(ドラム)として出演。

 

2015年、元H2Oの中沢けんじ氏のデビュー35周年記念アルバムのレコーディングにドラムで参加。名曲「想い出がいっぱい」の新録も収録。同年、35周年記念コンサートでも共演。

 

2015年、アメリカ南部のゴスペル団体TPWの福岡でのコンサートのバンドサポートにドラムで出演。急場の対応を要する本場のゴスペルでの演奏の対応力を高く評価される。

 

現在はジャズ・フュージョン・スムースジャズ・ゴスペルなどをメインに、オールディーズ・ポップスなど、多岐にわたるカテゴリーで広いエリアで活躍しており、ゲーム音楽やアーティストなど全国発売のCD作品にもドラム・ピアノ両方でその演奏が多数残されている。